銀行口座|休眠口座リスク ~使わない口座は解約!~

銀行口座は開設維持に費用が掛からないのは今までの常識。だからポイントキャンペーンとかがあると見境なく家族の分も含めてどんどん開設していた人もいる。アルバイトの振込先もお店が勝手に用意したり指定したりする支店に口座を作ったり。バイトが終われば放置。定期的な支払いの都合で自動引き落としできる支店に口座を作ること。なんだかんだでどんどん口座が増える。支払の用が無くなると口座は放置。

無用な口座が増えた理由の大方は行政と金融機関側にあることは明らかだろう。そのことを忘れて、今度は放置された口座にはペナルティを設定する動きになっている。

銀行のポジションの相対的低下あるいは企業として見た利益率低下など経営環境の悪化も要因にあるのだろう。

休眠口座

  • dormant account:英語ではこういうらしい。海外に出かけて何かの都合で口座を作っても、返る時はバタバタしていて、閉じた覚えがないから、もしかすると、休眠口座が残ったままになっているかも。
  • 取引がないまま10年経過すると休眠口座とされて取引再開には一定の手続きが必要。
  • 休眠口座に対して手数料を取る金融機関もある。

口座維持手数料

  • 口座の残高、取引実績などによって、口座維持手数料を徴収する金融機関もある。
  • 海外では珍しくないが日本では最近になって導入され始めた。
  • 条件・内容は銀行ごとに違っている。
  • 銀行によっては口座開設自体が有料化しているところもあるようだ。

銀行口座の犯罪利用リスク

  • 振り込め詐欺
  • マネーロンダリング
  1. この場合は前提として認証情報が漏洩したりしていても気付かないケースというものだが、自分でチェックしていないと気付かないまま悪用されている。で、いきなり警察官が訪問すると言う訳。自分の潔白を証明する事の大変さを思い知る。

https://fuelle.jp/archives/84151

利用していない銀行口座の放置は絶対NG、恐ろしい3つの落とし穴

昔作った銀行口座に残高を残したまま、何年も使っていない方もいるでしょう。このようなケースは休眠口座扱いとなります。では、休眠口座は、自分では使えなくなってしまうのでしょうか?

利用が10年ないと休眠口座の扱いになる

10年以上利用してない銀行口座は休眠口座の扱いとなり、預金保険機構に移管されます。預金機構に移管されたお金は民間公益活動のために活用されることになっています。しかし、休眠口座として移管された後でも、預入をしていた銀行で手続きをすれば引き出せるので安心してください。

休眠口座の落とし穴①2年間口座を放置したら手数料がかかる銀行もある

休眠口座になっても口座残高を没収されることはありませんが、一定期間銀行口座を放置した場合には、口座を管理するための手数料がかかるケースもあります。

例えば、三菱UFJ銀行では2年以上取引がない銀行口座に対して年間1,320円(税込)かかります。小さな金額と感じるかもしれませんが、預金による利息も少ない中、大きなデメリットといえるでしょう。

休眠口座の落とし穴②お金の管理ができていない

お金を把握することからお金の管理が始まります。休眠口座がある状態は、お金の管理ができていないともいえます。上述のように口座管理手数料としてお金が勝手に引き落とされ、自分が損をしていたとしても気づきにくいでしょう。

https://fuelle.jp/archives/84151/2

休眠口座の落とし穴③トラブルになっても発覚しにくい

銀行口座の利用をしていないことで他の人に勝手に使われても気づかない可能性もあります。自分の銀行口座がマネーロンダリングなどの犯罪に使われれば、関係なくてもデメリットを被る可能性があります。

使わない口座は解約するのがベスト

休眠口座になっても、手続きをすれば引き出せるようになります。しかし、休眠口座になると口座管理手数料がかかったり、犯罪に巻き込まれても気づかなかったりするデメリットがあるのです。管理できないのであれば、すぐにでも解約したほうがいいでしょう。

文・勝目麻希

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